北海道料理と云えば、天然の素材を活かした素朴な料理が多くみられるのですが、今回訪れた和食処かかしは、高級料亭と並ぶぐらい調理に手間と工程をかけ、驚きと多彩なアイディアが印象的な料理を提供しておりました。
活気を取り戻したイオンモール札幌発寒店のレストラン街
和食処かかしが構えるイオンモール札幌発寒では、昨今のコロナ禍の影響で、営業を自粛していた店舗が多数見受けられたのレストラン街でしたが、今回訪れた際(2021年9月)は、全ての飲食店が営業を再開しており、賑やかに活気を取り戻した印象が見受けられました。
イオンモール札幌発寒には、3Fにフードコート、1Fにはレストラン街や食料品コーナーがあり、和食処かかし札幌発寒店も1Fのレストラン街にあります。桑園発寒通側F1出入口から入ると右側に食料品コーナーがあり、左にはケンタッキーフタイドチキンとミスタードーナッツが並んでおります。そのケンタとミスドの向かいに和食処かかし札幌発寒店があります。
調理に手間と工程をかけた和食料理
今回は松花堂セットさくら(1380円)を注文しました。
松花堂部分(写真の左奥の6つ仕切り箱)には、寿司3種、サラダ、漬物、甘味が入っておりました。その他に、チキン南蛮と豚蒸ししゃぶ、味噌汁、茶碗蒸しが付いた豪華なセットでした。
チキン南蛮は、鶏肉の間に玉子焼きが挟んで、巻いたあとに片栗粉を付けて揚げることにより、鶏の旨味を閉じ込めるて、ジューシーさが際立っておりました。普通に竜田揚げのような感覚で頂いたので、驚きと共に工夫を凝らしてあるのを感じました。
豚蒸ししゃぶは、写真の右奥の四角い器の中で蒸された状態の豚肉と野菜が入っておりました。これを蕎麦つゆに柚子ワサビを溶いたようなものに付けて頂くのですが、この方法は中々北海道では珍しいと思います。また、柚子ワサビを溶いたそばつゆが、しゃぶしゃぶの味を上品に、且つ爽やかに仕上げておりました。
松花堂の方は、一見お造りが3種載っているように見えますが、これはミニ丼(ミニ寿司)でした。
最初、運ばれて来た時はアナゴだけは下にご飯があるのは想像できましたが、他の2つも丼になっているとは、意外でした。
画像だけでは伝えきれないほど、どの料理も手間と工夫を凝らしており、味わいも豊かで新鮮で良い松花堂セットだと思います。
和食処かかし札幌発寒店 店舗情報
店舗名 | 和食処かかし 札幌発寒店 |
住所 | 北海道札幌市西区発寒8条12-1 北海道札幌市西区発寒8条12-1 |
アクセス | JR発寒駅 |
営業時間 | 11:00~20:00 |
定休日 | イオンモール札幌発寒店に準ずる |
ホームページ | http://kakashi-pierthirty.net/ |