ドラえもんが消えて２年が経ったココスは今

ファミリーレストランとして、知らない人はいないほどのココス。実はゼンショーグループの完全子会社としても有名です。ゼンショーグループ関連では、焼肉レストランの宝島や回転ずしチェーンのはま寿司、牛丼でおなじみのすき家など、多くの食品ブラウンドを手掛けております。

ココスと云えば、イメージキャラクターにドラえもんを採用していたが、2019年3月をもって終了になったのは衝撃的でした。その後は、あらいぐまラスカルとコラボをしておりますが、過去にはラブライブやアイドルマスターミリオンライブ、ガールズ＆パンツァー、Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-にバンドリ! ガールズバンドパーティ!、新世紀エヴァンゲリオンと多岐に渡りコラボをしておりました。

メキシカン料理があるファミレスは珍しい

ココスは北海道に１０店舗あり（2021年9月6日現在）、札幌市にはそのうちの５店舗もあり、ファミリー層に限らず人気なのが伺えます。今回は、札幌市と小樽市を結ぶ北５条手稲通の富丘地区にあるココス富丘店に、ランチに行きました。

ココス富丘店の近隣には、白い恋人パークや札幌手稲スキー場、ていね温泉などあるので、ファリミー層がとても立ち寄りやすい場所となっております。

メキシコの建物をイメージした、白い壁と赤茶色の屋根が特徴的で、遠くからもココスがあるとハッキリと理解出来ます。また、ファミリー層をターゲットにするレストランの特徴として、駐車スペースを十分に確保してあることも安心に繋がるのではないでしょうか。

また、あまり浸透してるとは言い難いですが、メキシカン料理を提供しているのも特徴の一つと云っても良いでしょう。

ちょっと辛めのクセになるメキシカン料理

今回は、メキシカンケサディーヤ（490円）、カラマリフライ（290円）、グリルソーセージ（290円）、コーンスープ（240円）を注文しました。

メキシカンケサディーヤは、パリパリのクレープのようで、中にツナマヨネーズとタマネギを茹でたものが混ざっている感じでした。時折、ピリッとした心地よいパンチのある辛さがありましたので、唐辛子も多少入っているものと思います。サルサ&ガッカモーレのソースに付けて頂くのですが、サルサ&ガッカモーレ無しでも十分にそのままでも美味しい味付けでした。因みにハーフサイズもあり、小食の方にも配慮がされています。

カラマリフライと云うメニューを見て、〝カラマリとは何ぞや？〟と興味を抱き注文したのですが、イカリングのことでした。弾力があり噛み応えのあるイカリングで、旨味も十分にありました。

グリルソーセージは、肉汁も溢れる焼き加減も丁度良く、〝あと一品欲しい〟時には最適なのではないでしょうか。
コーンスープは、濃厚なスープで、味付けもしっかりとした濃い目の味付けでした。

ココスのイメージキャラクターだったドラえもん

ドラえもんの影も形もなくなってしまったココスですが、未だにココスと云えばキャラクターはドラえもんが思い浮かびます。お子様メニューにはラスカルマグネットが付く程、ラスカルに埋め尽くされておりますが、ドラえもんのイメージは強いものです。

そもそもイメージキャラクターとして使用している経緯として、ココスはドラえもんを支えるスポンサー企業として使用してきましたが、2018年12月に、株式会社ココスジャパンの社長が変わり、経費削減の一環でスポンサーから降りたため、ドラえもんを卒業しました。

しかし、アニメのキャラクターで、大物「ドラえもん」が抜けた穴を補うのはなかなか難しいと思います。ドラえもんが目当てでココスへ訪れる親子も多かったでしょうが、今はドラえもんではなくラスカルドですので、お気をつけて頂ければと思います。

ドラえもんが卒業したことを２年目に知った薊野でした。

ココス富丘店　店舗情報