老舗名店の牛タンの味を札幌で堪能

仙台に出張に行った際に、お土産で思い浮かぶのが牛タン。
そんな〝利久〟の牛タンも仙台に出張に行った人のお土産か、仙台に住む以外口にすることが難しいと思いがちですが、嬉しいことに全国各地にも、牛タン利久の店舗があるのです。

札幌市の赤レンガテラスで牛タンを食す

さて、今回は札幌市の赤レンガテラスと云う、北海道を観光に来られた際に、便利な飲食店スポットに、牛タンの利久がありましたので行ってきました。

基本的に北海道の飲食店は、内装に関しては本州に比べてゴチャゴヤしている感がなく、且つ、全体的に広めの空間なので、あっさりとした雰囲気の店舗が多いのですが、利久に関しては仙台が基本にあるように、手頃に内装も充実しているので、本州からの観光客も落ち着いてくつろげる空間であると思います。

牛たん炭焼 利久 赤れんがテラス店
牛たん炭焼 利久 赤れんがテラス店

また、赤レンガテラスは、北海道庁に隣接しているビルなので、観光の途中の休憩にランチやディナーに便利かと思います。
立地も、札幌駅と大通の中間にあるので、移動にも便利だと思われます。

牛タン味くらべ定食と濃厚な生卵!?

今回、利久で注文をしたのが「牛タン味くらべ定食 2211円」と「マキシム濃い卵 300円」です。

牛タン味くらべ定食とマキシム濃い卵
牛タン味くらべ定食とマキシム濃い卵

〝利久〟札幌店では、席に付くとお茶と「牛タンの煮物」が付き出しとして、最初に出されます。

牛タンは、注文されてから焼くので、待っている間にちょっとだけ小腹を満足させることができるのは、食いしん坊さんにはもってこいのシステムですね。勿論、付き出しだからと云って手を抜いている訳ではなく、生姜の風味が効いている甘辛煮の牛タンで、日本酒が欲しくなる一品で御座いました。

さて、「牛タン味くらべ定食」ですが、今回注文したは一番小さいサイズです。これより大きいサイズもありますので、沢山食べたいという人でも安心ですね。

味噌味と塩味の絶妙なコラボ

今回の「牛タン味くらべ定食」は、右側の牛タンが味噌味、左側の牛タンが塩味と異なった2種類の味を楽しむことが出来る欲張りな方向きの定食になっています。
ここで注目なのが、中央の野菜の浅漬けの両端に南蛮味噌があるですが、味噌味の牛タン用と塩味の牛タン用に南蛮味噌まで分けている拘りなのです。
南蛮味噌は、牛タンに巻いて食べるのが一般的な食べ方と仙台の方に聞いたことがありますが、南蛮味噌だけをご飯のお供にしても良いくらいの美味しさでした。

利久の「牛タン味くらべ定食」には、残念ながら牛タンの定番であるトロロはついていないのですが、別途注文することが出来ます。
で、当然注文したのが、「マキシム濃い卵」という、クオリティの高い卵付きのトロロです。

これを、熱々のご飯にかけて食べると、牛タンを1枚も食べないうちに、ご飯が1杯無くなる程です。
この「マキシム濃い卵」は、独自の餌で育てた鶏の卵だそうで、色もオレンジに近い色でとても濃く、張りや弾力もあり、味も濃厚な卵で御座いました。

肝心の牛タンですが、味噌味、塩味、好みは別れる処でしょうが、どれも丁度良い塩加減。お肉も肉厚で噛み応えがあり、それでいて固くなく、そのままはもちろん、ご飯にのせてもとても美味しく、あっと云う間に平らげてしまいました。

テイルスープも、牛の尻尾の肉が2欠片も入っていたので、より濃厚さがあるように感じました。

その中でも、利久の牛タンは、職人の技術の粋を極めた、お土産で贈られた人の大半が笑顔になる一品と云えるでしょう。

肉厚な牛タンが自宅でも味わえる

全国廿浦浦に存在する訳ではありません。
でも安心してください。なんとネット購入することも可能です。
牛タン炭火 利久

これは、ちょっとした自分へのご褒美に遣えるお店だと思います。

牛たん炭焼 利久 赤れんがテラス店 店舗情報

店名牛たん炭焼 利久 赤れんがテラス店
住所北海道札幌市中央区北2条西4-1 赤れんがテラス 3F
北海道札幌市中央区北2条西4-1 赤れんがテラス 3F
営業月~日 11:00~23:00(ラストオーダー22:00)
定休日無休
牛たん炭焼 利久 赤れんがテラス店の店舗情報

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