北海道のラーメンと云えば、味噌ラーメンを思い浮かべますが、そのベースになる味噌は、辛味噌と合わせ味噌の組み合わせが主流となっております。
北海道でも１店舗で様々な味噌を味わえるラーメン屋さんは少ないのですが、〝北海道らーめん奥原流 久楽〟は、北海道でも珍しい赤味噌を含む４種類の味噌ラーメンが選べるラーメン屋です。
今回は、北海道でも珍しい赤味噌を使ったラーメンを食べに、〝北海道らーめん奥原流 久楽〟の店舗があるサッポロファクトリーへ行ってまいりました。
北海道では珍しい赤味噌のラーメンが食べられる
早速、北海道では珍しい八丁味噌をつかった赤味噌らーめん（870円）だけを注文する予定でしたが、隣で美味しそうなザンギが目に入ってしまい、ザンギ３個（370円）も注文しました。
赤味噌ラーメンの具材は、トッピングとしては珍しい油揚げや筍が入っていたりと他のラーメンとは少し変わっておりとても印象的でした。
赤味噌の味は、白味噌や合わせ味噌とは違って、キレとコクのあるしっかりした味わいでしたが、赤味噌独特の風味が濃い印象で、個人的には慣れ親しんだ甘みのあるマイルドな合わせ味噌などの方が好みではありました。
大振りのザンギは、衣がカリッカリッで、スナック菓子として衣だけ食べても満足感があります。
肝心の鶏肉部分は、噛むとジューシーな肉汁と共に、ニンニクと生姜の風味が漂い、濃いめの味付けですがパクパクと食べれてしまくらい、飽きの来ないザンギに仕上がっていました。
バリエーション豊かな4種類の味噌味で好みな味を楽しめる
北海道らーめん奥原流久楽は、沖縄県出身のオーナーが全国各地で和食に対して修行を重ね、2002年に北海道で始めたラーメン屋がルーツとなっております。ルーツである北海道と地元である沖縄に店舗が多くありますが、その他地域にも店舗を構えているようです。
久楽ラーメンの特徴は、バリエーション豊かな４種類の味噌です。白味噌に合わせ味噌、珍しい赤味噌にクセになる辛味噌が、どれを選んでも値段も変わらないのも嬉しい点だと思います。
- 白味噌らーめん 870円
麹を多く配合した甘口の国産味噌のまろやかなコクと伸びのある味を生かしたラーメン。 - 合わせ味噌らーめん 870円
甘味噌と八丁味噌を独自の製法で合わせ、クセになる甘みを出した奥原流の真骨頂のラーメン。 - 赤味噌らーめん 870円
八丁味噌を使用し赤味噌特有の香りと風味を損なわないよう細心の注意を払い仕上げたラーメン。 - 辛味噌らーめん 870円
奥行きのある辛味噌を追求し続け、数種類の味噌と香辛料を吟味し年月をかけて完成したラーメン。
辛さは３段階（普通・中辛・大辛）から選ぶことができます。
ほとんどのラーメンメニューがテイクアウト可能
こういうご時世だからこそ、お家ごはんをする方も多いと思います。
ラーメンのテイクアウトって、あまりなじみがないと思いますが、テイクアウトがあったとしても種類が少なかったりします。
しかし、北海道らーめん奥原流久楽のサッポロファクトリー店では、なんとラーメンメニューのほとんどがテイクアウトできるそうです。
| ラーメンメニュー | 価格 |
|---|---|
| らーめん（白味噌・合わせ味噌・赤味噌・辛味噌・醤油・塩） | 750円 |
| つけ麺（ごま味噌・魚介醤油・旨辛味噌） | 820円 |
| 油そば | 780円 |
| 辛そば | 820円 |
| 特選らーめん | 1,050円 |
| チャーシューラーメン | 1,050円 |
| 角煮らーめん | 1,110円 |
このラーメンのテイクアウトは、驚くことがもう一点あります。それは、トッピングが自由に出来ること。だいたいのラーメンのテイクアウトやデリバリーは、トッピングは付けられないことがありますが、お店で食べるように自由にトッピングできるのが凄いと思いました。
もちろん、サクサクのザンギや餃子、ご飯ものでザンギ弁当や角煮丼、ラーメンセットとしても組み合わさるチャーハンもテイクアウトできます。
店舗はサッポロファクトリーの３条館だがアトリウム館に近い
北海道らーめん奥原流久楽のサッポロファクトリー店は、サッポロファクトリーの３条館ですが、アトリウム館に面した１階部分にあるため、店内はとても明るく快適な空間でとなっております。
北海道らーめん奥原流久楽 サッポロファクトリー店 店舗情報
| 店舗名 | 北海道らーめん奥原流 久楽 サッポロファクトリー店 |
| 住所 | 北海道札幌市中央区北2条東4-1-2 サッポロファクトリーアトリウム1F 北海道札幌市中央区北2条東4-1-2 |
| アクセス | 札幌市営地下鉄 東西線 バスセンター前駅 |
| 営業時間 | 11:00～22:00 |
| 定休日 | 年中無休 |
| ホームページ | http://www.ramen-kura.jp/ |