新鮮な魚介類やメロンなどのフルーツが購入できる店舗や、有名な老舗のレストランなどが立ち並ぶ人気の観光スポットとして有名な、札幌の食の中心と云えば市場ですが、札幌には「二条市場」と「場外市場」の２つの市場が存在します。
今回は、市場で観光客はほぼ行かないであろうが、道民にひそかな人気のラーメンを食べに場外市場の「ひぐま 中央市場店」へ行ってきました。
これから寒くなる時期、冷えた身体に染み渡る美味しいラーメンは行く前から胃袋を掴まれる思いです。
コッテリとしたコクのあるラーメンにチャーシューをトッピング
ひぐまでは本物のチャーシュが味わえるということで、ひぐまコク味噌（900円）に、チャーシュートッピング3枚（300円）を注文しました。
ひぐまコク味噌ラーメンは、 味付きの挽肉がたんまりと入っており、肉味噌に使うタレと自家製香味油で通常の味噌ラーメンより味が濃く、コッテリとしてコクのある味噌ラーメンとなっております。
少しトロミのある濃いめのスープが、ちぢれ麺によく絡みとても美味しい。
上にのせたネギのシャキシャキ感と、プチっとはじけるゴマが風味を増しています。
トッピングで頼んだチャーシューは、想像以上に大きくてびっくりしました。
何処が本物かどうかは初め分かりませんでしたが、炙りとは違う香ばしい香りを漂わせ、手間暇かけたチャーシュだとうなずけるジューシーなチャーシュでした。
ギュっと旨味が詰まったチャーシューをまるっと１本味わいたいものです。
2種類の麺とひぐまのこだわり
ひぐまでは、ラーメンの種類によって麺も変えています。
- ゴツ麺（黄色熟成麺）
濃厚スープに絡むように2種類の小麦粉、卵白をブレンド。口の中で踊るような弾力のあるちぢれ麺。
スープによく絡み味噌ラーメンに使用。 - 新麺（白新麺）
香り高いスープの味を壊さないよう、かんすいを控えめにし、卵を練りこんだ無着色卵麺。
細麺で、ひぐま醤油や夜泣き醤油に使用。
このこだわりの麺を、注文ごとに新しいお湯に変え、ひぐまの麺を最高の状態で提供できるようにしているそうです。
少しの手間で、最高のラーメンが食べれるようにするひぐまのこだわりには脱帽ものです。
煮豚じゃないよ、焼き豚だよ。ジューシーなチャーシュー
チャーシューの作り方としては、お肉を焼いてから煮るという煮豚と、オーブンなどで焼いた後放置し、じっくり火を通すという焼豚の2種類があります。
煮豚の方が、簡単ですし時間も短くて済みますが、しっとりとした仕上がりになります。
ひぐまでは、手間のかかる焼豚の方を採用しています。
自家製タレにじっくり漬け込み、そのあとで密閉された自家製焼窯で焼き上げているので、お肉の旨味を存分に味わう事が出来ますのですね。
何でも言うが、焼豚ならではの「外はカリっと、中はジューシー」なチャーシューを是非味わって欲しい。
新鮮な食材やお土産屋さんが揃った場外市場
札幌場外市場は、桑園・発寒通に面して、様々な店舗が立ち並ぶ人気観光地となっており、最寄り駅はJR桑園駅が近いのですが、それでも距離がある為タクシーの往来が激しい通りとなっています。
「ひぐま 中央市場店」は、創業昭和47年の歴史を誇るひぐまが、本物の焼豚（チャーシュー）を引っ提げて、2006年に場外市場にオープンしました。
札幌場外市場の一角に大きな駐車場スペースがあり、その駐車場スペースを取り囲むように並ぶ店舗の一角にあります。
桑園・発寒通に一番近い位置にありますので、すぐに見つけることが出来るでしょう。
ひぐま中央市場店 店舗情報
| 店舗名 | ひぐま 中央市場店 |
| 住所 | 北海道札幌市中央区北10条西21丁目2番16号 北海道札幌市中央区北10条西21丁目2番16号 |
| アクセス | 札幌市営地下鉄 東西線 二十四軒駅 函館本線、札沼線 JR桑園駅 |
| 営業時間 | 9：00～15：00 |
| 定休日 | 水曜日 |
| ホームページ | http://www.hokkaido-higuma.jp/higuma_g.html |