40年以上続く昭和の雰囲気が生きたレストラン

東京2020オリンピックのマラソンコースは、札幌駅を中心に中島公園や北海学園大学、さっぽろテレビ塔に札幌市時計台と名所を眺められ、北海道大学も横断するコースとなっております。
今回訪れたのは、その北海道大学の北18条門の向かい側に歴史のあるレトロなレストラン「自由人舎 時館」があります。

アンティークな雰囲気の漂う内装

時館は1980年(昭和55年)に旧電車通り沿いにあった時計屋さんから借り受けて、学生街の喫茶店として始めたのがルーツだそうで、今も北海道大学生が足蹴く通い、40年以上も安定して続いております。

現在の時館の位置は、札幌市営地下鉄 南北線の北18条駅からほど近く、北海道大学の北18条門と環状通エルムトンネルの目の前に位置します。近隣には重要文化財である札幌農学校第2農場や緑の小路もあるので、憩いのエリアとしてもピッタリと云えるでしょう。

自由人舎 時館
自由人舎 時館

北海道夕張郡栗山町産の新鮮な玉子も魅力の一つと云えるこのレストランは、北海道大学生だけではなく地元の道民へも根強い人気を保ち続けているようでした。

自家製のオリジナル色の強いハンバーグ

今回は、こだわりの自家製ハンバーグ(950円)を注文しました。

こだわりの自家製ハンバーグ
こだわりの自家製ハンバーグ

ハンバークにソースが別添えでつくことや、目玉焼きがハンバーグの上に乗っている事はありますが、時館の自家製のハンバーグには、ソースの他に、目玉焼きではなく温泉卵がついてきます。
ハンバーグに温泉卵がつくことは珍しいとは思いますが、ハンバーグがパンチの効いた味付けで、肉肉しいハンバーグですが温泉玉子をかけることで、玉子の甘みがハンバーグ全体を優しくマイルドに包み込んでおりました。

付け合わせには、人参とジャガイモを炒めたものが付いているのですが、野菜本来の甘みも含めた味でハンバーグを支える名脇役でした。しかし、人参の一つは甘さが際立っており、主役に匹敵する存在感で野菜と云うより果物と呼んで良いレベルでした。
また、スープも素朴な優しさをイメージさせる味わいの深いスープでした。

自由人舎時館 店舗情報

店舗名自由人舎 時館
住所北海道札幌市北区北十八条西7-20-214
北海道札幌市北区北十八条西7-20-214
アクセス札幌市営地下鉄 南北線 北18条駅
営業時間ランチ 11:00~14:30
カフェ 13:00~18:00
ディナ 17:00~21:00
定休日火曜日
ホームページhttp://www.jikan.co.jp/
自由人舎時館の店舗情報