本日飲んだ中国茶は、今まで飲んできた中国茶の中で、３本の指に入るほどの美味しさでした。
中国茶を本場の形式である聞香杯を使用して頂くのは、横浜中華街以来でしたが、久しぶりに本格的な体験だけができました。
そんな本格的な体験ができるのは、ＪＲ新さっぽろ駅から直結の新さっぽろアークシティホテルのレストランアバンティです。
本格的な中国茶を初めて体験する方でも、中国茶の入れ方がわかる資料も渡されるので、安心して中国茶を楽しめます。未体験の方は是非、体験して頂ければと思います。
中国茶の入れ方
- 茶葉の入った茶壷に９０℃のお湯を注ぐ
- ３０秒経過したら茶壷から茶梅にお茶を移す
- 茶梅から聞香杯にお茶を写し、更に聞香杯から茶杯にお茶を移す
- 聞香杯で香りを楽しみつつ、お茶をお飲み下さい
- 一煎目～三煎目は３０秒、四煎目以降は６０秒蒸らしてからお飲み下さい。だいたい六煎目までは美味しくお飲みいただけます。
記載されている入れ方の補足として、５の蒸らす目安は、私なら一煎目が１０秒から２０秒くらいで、二煎目や三煎目など重ねるごとに２０秒程追加して蒸らすと美味しく飲めると思います。
中国茶だけでも５種類
レストランアバンティでは、５種類も中国茶を用意しており、今回注文した台湾産の極上品鉄観音は、香りも清々しいのですが、味わいもサッパリとしていながら甘さと香ばしさが感じられ、雑味や渋みの感じられないとてもよいお茶でした。
中国茶には、それぞれ特徴があるので、体調や気分で選べるのも良いですね。
- 特級阿里山高山茶（台湾）烏龍茶 700円
標高2,000m～2,200m付近の茶区で栽培され手摘みされたお茶。 - 極上品鉄観音（台湾）烏龍茶 850円
台湾を代表する木柵極上品鉄観音茶。
力強い味でありながら芳醇な香り、フルーティーさの漂うお茶。 - 特級鳳凰水仙（福建省武夷山）烏龍茶 750円
武夷山の岩に根を張る木から採れたお茶。
岩茶には各種ミネラルの影響で血がサラサラになり細胞は活性化すると言われています。 - 極品普洱茶（雲南省）黒茶 600円
茶葉を四角い形に圧縮して固めた「方茶」を30年間熟成させたプーアール茶。
油の多い食事の後に飲むと消化を助け、むくみも緩和され二日酔いにも効果があると言われています。 - 白龍珠（福建省）ジャスミン茶 650円
手揉みで丸い形をした、甘味が多く柔らかい味わいの上品なジャスミン茶。
目の疲れ、冷え性、血液の循環を良くすると言われています。
松花堂弁当の様なアーク弁当でランチ料理を楽しむ
中国茶があまりにも衝撃だったため、記事のメインは中国茶となりましたが、実は中国茶を飲みにレストランアバンティへ行ったのではなく、ランチを食べに行きました。
さて、今回注文したランチメニューは、ホテルの名前を冠に付けた「アーク弁当」で、弁当箱に十字型の仕切りがある、松花堂弁当のようなランチメニューでした。
何といっても、山わさびソースのローストビーフは印象に深く、味わいもパンチ力がありながら優しさも兼ね備えた、甘みも感じられるローストビーフでした。
ホタテと海老の塩味炒めも、ご飯に良く合うお料理で、野菜もシャキシャキしていて、塩加減も絶妙に良い感じでした。
サーモンのエスカベッシュは、サーモンの上部の野菜部分を食べた時は、少し酸味が強いかなと思いましたが、サーモン自体を食べると酸味も程よく、さわやかな風味を感じるハッキリとした味わいの料理でした。
新さっぽろの観光にも便利な立地のホテル
JR新札幌駅の構内改札を出て目の前に、新さっぽろアークシティホテルがあります。ホテルの出入り口がJR新札幌駅の目の前ですので、交通にこれほど便利なホテルはないと思います。
この新さっぽろアークシティホテルのエントランス部分に、今回訪れたレストラン アバンティがあります。
ホテルのエントランスは、壁面がガラス張りで新さっぽろの風景が一望でき、とても明るく落ち着きのある空間演出がなされ、エントランス部分に位置するレストランだけあって、クオリティが高くホテルの顔として十分に役割を果たしているレストランと云えるでしょう。
レストラン アバンティ 店舗情報
| 店舗名 | レストラン アバンティ |
| 住所 | 北海道札幌市厚別区厚別中央2条5-6-2 新さっぽろアークシティホテル2F 北海道札幌市厚別区厚別中央2条5-6-2 |
| アクセス | JR新さっぽろ駅 |
| 営業時間 | 【朝食】7:00～9:30 【ランチ】11:00～15:00 【ディナー】17:00～21:00（L.O.20:00） |
| 定休日 | 年中無休 |
| ホームページ | https://www.arccityhotel.com/dish/avanti/ |