札幌テレビでも取り上げられるシビレと辛さの人気店

中華料理と云ったら油通しが基本で、どうしても中華料理は油っぽくなり、食べ過ぎると体への影響も心配にもなります。

しかし、札幌市の豊平区にある四川菜麺 紅麴屋(ベニコウジヤ)では、店主が医食同源を心掛けており、身体に良い中華料理を食べる事が出来るそうです。

医食同源とは
病気を治療するのも日常の食事をするのも、ともに生命を養い健康を保つためには欠くことができないもので、源は同じだという考えです。古くから中国にある、体によい食材を日常的に食べて健康を保てば、特に薬など必要としないという薬食同源の考えをもとにした造語とも言われています。

健康長寿ネットより引用(https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/koureisha-shokuji/ishoku-dogen.html)

美味しいものを食べれて健康になれるなら、こんなに嬉しい事はありません。
今回は、美味しく健康的な中華料理を味わいに行ってきました。

食べれば食べるほど健康に!?医食同源にこだわる一流の四川料理

四川菜麺 紅麴屋さんでは、医食同源を目指すべく、店名にもなっている紅麹を全ての料理に使用しております。

紅麹とは
主に老酒(中国酒)の醸造などに使われている中国で古くから伝わる発酵食品です。近年ではコレステロールを下げる効果があると言われており、カロリーの高いイメージがあるラーメンに店主の基本でもある医食同源のエッセンスを加える為に全てのメニューに取り入れております。

四川菜麺 紅麴屋より引用(http://benikoujiya.com/)

また、医食同源だけではなく、四川料理本来のシビれる辛さにもこだわり、その美味しさからテレビ局の取材が各局から入る程です。レジの裏には芸能人や著名人のサイン色紙が何枚も貼ってありました。

超オススメ!真っ黒な麻婆海老焼飯とモチモチ餃子

今回は、麻辣海老焼飯(1090円)と紅麹屋特製ぎょうざ(550円)を注文しました。

麻辣海老焼飯、紅麹屋特製ぎょうざ
麻辣海老焼飯、紅麹屋特製ぎょうざ

麻辣海老焼飯は、紅麹屋の看板メニューのようで、とても香り豊かで食欲をそそります。
オリジナルマーラー・ソースと花椒オイルを使用しているようで、それがこの匂いの正体のようです。

具材にプリプリの海老とシャキシャキの蓮根という、歯ごたえの異なる食材が入ることにより、食感も楽しめるとても美味しい一品でした。
四川料理ですからもちろん辛さはあるのですが、濃厚な焼飯の裏に潜ませた辛さがしっかりとあり、決して主張しない上品な辛さを感じました。

餃子の第一印象は、とても大振りで食べ応えがありそう。
焼飯が美味しかっただけに、期待は膨らみます。

餃子を一口食べた瞬間に、ジュワ~と肉汁と旨味が広がり、これはウマい!!
キャベツの甘みと肉の旨味をしっかり感じれる餡ももちろん美味しいでのですが、なんと言っても皮が美味しい!
1度セイロで蒸しあげてから、仕上げに焼き上げるという調理法のおかげなのか、焼かれた面のパリパリ感とモチモチ感を味わえます。

餃子のタレは少し個性があるようですが、私には少し合いませんでしたが、タレ無しでも十分に味わえる餃子でした。

卓上に鎮座する紅麹屋オリジナルの自家製調味料

紅麹屋さんでは、オリジナルの調味料が卓上に置かれているので、さまざまな味にチャレンジすることが出来ます。

  • 辣油(紅麹辣油)
    唐辛子、胡麻、紅麹味噌、淡口醤油、花椒粉等10種類の材料を使用しています。
  • 老油(四川調味料)
    泡辣椒、花椒粉、赤葱、紅麹味噌等18種類の材料を使用しています。
  • 泡辣椒(発酵唐辛子)
    生の甘い唐辛子を特製タレに20日ほど漬け込みます。
  • 花椒油(四川山椒油)
    青山椒と赤山椒を1対3の割合で2時間蒸して使用しています。
  • 麻辣醤(辛味ソース)
    豆板醤、花椒粉、紅麹味噌、胡麻、香辛料等16種類の材料を使用しています。

自分の好みに合わせて、色々な調味料が味わえるのは嬉しい限りです。

テイクアウトは勝手にチョイスセットや安定の麻辣海老焼飯も注文可

紅麹屋さんのテイクアウトは、セットメニューというちょっと変わったテイクアウトメニューがあります。1~9のメニューから、それぞれチョイスされたセットメニューを提供しており、一品メニューを取り分ける中華料理だからこそ、考えられたテイクアウトなのかも知れない。

  1. よだれ鶏(塩麹漬けやわらか鶏/麻辣ソース)
  2. 四川大海老チリソース(特製チリソース/満天辣油)
  3. 泡辣牛(やわらか牛肉/ブラックペッパー酸辣ソース)
  4. ちょうちん鶏(コロコロ鶏カラ/まこも筍/ちょうちん唐辛子/宮保ソース)
  5. ふわふわ海老玉(ふわふわ玉子/大海老/塩餡)
  6. 四川麻婆豆腐(紅麹屋の麻婆豆腐/3種香味オイル)
  7. あさり鉄火焼飯(あさりの味噌香るチャーハン/豆豉ふりかけ)
  8. 麻辣湯餃子(具入り麻辣湯/特製餃子)
  9. 本格杏仁豆腐
セットメニュー名価格(税込み)
夕日セット
上記(246)+旬菜サラダ
3,800円
夕凪セット
上記(12367)の全5品
5,800円
頂セット
上記(1〜9)の全9品
9,800円
セットメニュー表

もちろん、単品メニューもありますが、メニューは少な目です。
今回食べた麻辣海老焼飯の特盛も注文できるようなので、迷う事はなさそうです。

単品メニュー価格
四川海老チリソース16尾2,200円
四川麻婆豆腐大盛1,800円
あさり鉄火焼飯特盛1,500円
麻辣海老焼飯特盛1,500円
特製焼餃子10個1,400円
彩りサラダ大盛650円
本格冷凍湯麺(2食)
※パック代は期間限定サービス
1,550円
単品メニュー表

テイクアウトでは、注文してから出来上がるまで時間が掛かる場合もあります。公式のサイトには、約60分後とありますので、事前に電話して注文しておくといいでしょう。

尚、受付時間は営業時間と異なり、AM10:00〜19:00(15:00〜16:30除く)までとなっているそうです。

店の入り口からは想像できないほどの名店

最寄り駅となる美園駅から徒歩5分ほどの距離で、コープさっぽろ美園店から道を挟んでほぼ向かい側に位置します。駐車場にあるラーメン屋の様な真っ赤な看板が目立つので、お店はすぐにわかると思います。

大きな店舗という訳ではないですし、こじんまりとしながらも典型的な中華料理屋の感じを想像しましたが、入口では中華料理屋とは感じさせません。

四川菜麺 紅麹屋
四川菜麺 紅麹屋

店内は少しお洒落なカフェの内装になっていることに少し驚きました。しかも、ハイクオリティーな四川料理が食べられるのはちょっと感動ものです。

四川菜麺 紅麹屋の店舗情報

店舗名四川菜麺 紅麹屋
住所北海道札幌市豊平区美園5条6-3-13 NSビル 1F
北海道札幌市豊平区美園5条6-3-13
アクセス札幌市営地下鉄 東豊線 美園駅 徒歩5分
営業時間11:00~15:00
17:00~20:00
定休日木曜日
ホームページhttp://benikoujiya.com/
四川菜麺 紅麹屋の店舗情報