甘辛くご飯の進むとろける柔らかさの生姜焼き膳

JR札幌駅と直通で繋がっている百貨店、デパートの一つに東急百貨店があるのですが、その東急百貨店の最上階に、レストラン街が展開されています。クオリティの高いレストランが多い様に感じられる東急のレストラン街ですが、今回訪れたまい泉もこの東急百貨店の中にあるのです。

青山、表参道が本店の名門のとんかつ店

まい泉の本店は、東京青山の表参道にある名門のとんかつ屋さんで、豚の名称が茶美豚（チャービントン）とか、店名が欧州の名門の陶磁器メーカーをイメージさせる、ダジャレ要素が強いと侮っていましたが、豚はとても柔らかく、お料理に熱意を感じるクオリティの高いものでした。

札幌東急百貨店は、JR札幌駅と直結する百貨店やデパートの中では、一番古くから存在する名門の百貨店だと思われます。
フロア全てがレストラン街と云う訳ではなく、ビューティ、コスメ関連の店舗も同じ階に多数ありますので、とりあえず飲食店の数だけ揃えようという感じではなく、クオリティ重視のレストラン街であると思われます。

ダジャレなネーミングなのに、味は一流

今回は、茶美豚　生姜焼き膳（1091円）を注文しました。

メニュー表には、「揚げ物は、海老や蟹を揚げたものと同じ油を使用しています」等の、アレルギーに対しての気遣いもしっかりされていて、本気の度合いが伺えました。
茶美豚は、分厚く食べ応えのあるボリュームがあるのですが、箸で簡単に断つことが出来る程、柔らかく時間をかけて調理されたことが伺われます。
茶美豚に絡めた、生姜ソースも程よく、そしてしっかりと絡み付く甘辛いソースで、ご飯がとても進むよい味付けでした。
また、味噌汁や漬物も、上品な味わいで、生姜焼きを見事に引き立てていました。
今回一番驚いたのが、キャベツの千切りで、シャキシャキ感とみずみずしさが半端ないレベルでした。
キャベツ特有の苦みもなく、一般的なキャベツとは別物を食べている感じが致しました。

とんかつまい泉さっぽろ東急レストラン店　店舗情報