北海道でラーメンと云えば、麺は玉子ちぢれ麺が主流で、スープのベースは札幌の味噌、旭川の醤油、函館の塩が王道中の王道と云えるでしょう。そういった中で、たまには違う系統のラーメンが食べたいと思っておりましたが、札幌市東区に北海道では異色とも云える家系ラーメン「魂心家 東雁来店」が、2021年1月9日にオープンしておりました。
魂心家(こんしんや)東雁来店は札幌市東区の札幌新道と豊平川が交わる交差点にあり、東雁来のだいぶ外れにあります。近くには、イオンモール札幌苗穂や札幌刑務所もあり、ラーメン屋では人気の「らーめん吉山商店」やチェーン店で有名な「ラーメン山岡家」などがあります。
東雁来の外れの方にあるラーメン屋さん
家系ラーメンとは、豚骨醤油のスープをベースに中太麺で、トッピングにはほうれん草や海苔、チャーシューが基本となっております。また、ライスと共に食べる事をオススメしており、ライスを海苔で巻き、スープに浸す食べ方などもあります。そのため、ライス自体は無料にしたり、お替りを無料としているラーメン屋さんも多いことが特徴です。
家系ラーメンの店舗の外装は、ほぼ赤を基調に文字は黒文字がベースとなっており、遠くからでも家系ラーメンだとわかるようになっております。
神奈川県横浜市の吉村家というラーメン屋から派生したラーメンが主流になるため、本州の横浜市を中心に関東では家系ラーメンを多く見かけるが、北海道でなかなか見かける事ができなく、北海道のラーメンしか食べたことのない方には、好みがハッキリ別れると思います。
辛肉をトッピングしてみる
今回は、魂心ラーメン味噌(820円)、辛肉(100円)を注文してみました。
食べ応えがある中太麺に、濃厚な豚骨スープでまさに家系ラーメン最強と言わざるを得ません。トッピン具には、王道のチャーシューと海苔とほうれん草、ネギと玉子、それとうずらの卵が載っています。
どうしても横浜家系のラーメンは、脂ギトギトになりがちですので、今回は挽肉に辛味ソースをブレンドした辛肉を最初からトッピングしてみたところ、パンチのあるサッパリとした雰囲気になりつつ、肉のうまみがさらに広がって私のイチオシになりました。
横浜市にある吉村家などの数多くある横浜家系のラーメン屋さんに引けをとらない一杯でした。
家系では食べれば食べるほど癖になるので、また訪れたいと思います。
魂心家東雁来店 店舗情報
店舗名 | 魂心家 東雁来店 |
住所 | 北海道札幌市東区東雁来6条2-2-1 北海道札幌市東区東雁来6条2-2-1 |
アクセス | 札幌市営地下鉄 東豊線 新道東駅 |
営業時間 | 11:00〜26:00 |
定休日 | 年中無休 |
ホームページ | http://www.konshinya.com/ |